競売不動産は、不動産業者の物件仕入市場として一般的に利用されています。
ここで取得した物件を、さらに一般中古市場で販売して、利益を出しているのです。
普段、皆さんが目にしている中古物件の中には、実は仕入れ元が競売市場であることも多いのです。
仕入段階で、不動産業者ではなく、個人で取得を行う事で余計なマージンをカットすることができるのです。
 
競売物件の約90%は中古物件の仕入市場として、不動産業者が利用しています。
ここに直接エンドユーザーが参入することで、メリットのある価格での取得が可能となります。
また、取得税等軽減措置が適用されますので、業者に比べて安くなります。
 
しかしながら、競売不動産には様々なトラブルが発生していることも事実です。
例えば、  
 ・立替不能な物件だった! ・壁に穴が空いていた!
 ・悪質な占有者が居座っていた! ・雨漏りで修理費用がかなりかかった!
 
…などなど
ではなぜ、こういったことがおきやすいのでしょうか?
実は、裁判所の提出資料は約3〜10ヶ月前に調査された物であり、実際に入札する迄に物件の状態が何かしら変化しても、実際に自分で調べない限り、分からないのです。また、裁判所は、基本的に一度落札した物件は「返品・取替・クレーム」等はきいてくれません。トラブルに巻き込まれない為にも入札前には必ず自分の目で、調査をする必要があります。


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